【人がすべて】体育会系で培った負けず嫌いを武器に!育休復帰後、最前線の「顔」として活躍するマルチプレイヤーの軌跡
今回は、大学時代にバレーボールに打ち込み、新卒でサコダ車輌に入社されて以来、営業、保険課、インサイドセールス、そしてSNS担当という多岐にわたるキャリアを築いてきた寳迫果穂氏にインタビューしました。車の知識ゼロからスタートし、子育てをしながら会社の「顔」として新たな挑戦を続ける彼女の、仕事への熱意、そして社内の温かいサポート体制のリアルに迫ります。
Q1. 大学時代までバレーボールに打ち込まれた寳迫さんが、なぜサコダ車輌を選ばれたのでしょうか?

就職活動を通して、私自身が「楽しく働きたい」という気持ちを強く持っていたんです。サコダ車輌を知ったのは、大学の合同説明会と「スポナビ」の説明会がきっかけでした。
もともと車に関する知識は全くなかったのですが、「人と関わる仕事をしたい」という思いが強く、接客や営業といった分野にも挑戦してみたいと考えていました。
サコダ車輌への入社を決めた大きな要因は、何よりも社員の方々の雰囲気がとても良かったことです。実際に会社に行った際、社員の方がすごくしっかり挨拶をしてくれたり、「この人たち楽しそうだな」と感じたり、「楽しいよ」という話も色々と聞けたんです。他の会社も見ていましたが、サコダ車輌の明るい雰囲気が強く印象に残り、面白そうだと思いました。
最終的には、車という高い買い物を通して、お客様に喜んでもらった姿を見たいという思いが強くなり、入社を決めました。大学までバレーボールをやっていましたが、社会人になってからの継続は身長などの関係で難しいと諦めていたので、その熱量を仕事に注ぎたいという気持ちもありました。
Q2. 営業職を目指すため、「保険獲得50件」という高い目標をクリアされたそうですね。未経験でどう乗り越え、その挑戦は今の仕事にどう繋がっていますか?

入社して総合職としてスタートしましたが、もともと「人と関わる営業」の仕事がずっとやりたいと思っていました。
キャリアステップとして、会社の方針で最初の約1年間は電話の対応をすることになっており、その後、保険課へ進みました。営業職になるためには、保険を50件獲得するという目標を絶対に達成しなければいけないというルールがあったんです。
保険の知識はゼロでしたが、この目標をクリアするため、先輩方が手厚くサポートしてくれました。先輩社員の方が朝や夕方に早く会社に来てくださり、何度もロープレに付き合ってくれたり、保険獲得の仕方を色々と教えてくださったりしました。それを実践していくという形で、日々業務に取り組みました。
私自身の原動力になったのは、大学までバレーボールをやっていて培った負けず嫌いの精神です。当時、同期が5人ほどいたのですが、その中でも「一番に保険を獲得したい」という目標を立てて頑張っていました。実際には、保険獲得が難しく、営業職に上がれず電話対応のままの人も中にはいたので、絶対に上に上がるという強い意識を持って努力しました。
この経験で培った目標意識の高さは、インサイドセールスとして数字を追っていく今の仕事にもそのまま活かされています。日々目標を達成し、会社に貢献できるように取り組んでいます。
Q3. 対面営業時代に最もやりがいを感じた瞬間と、お客様から「あなただから買った」と言われた秘訣は何でしょうか?

営業職として働いていて最も嬉しかったのは、もちろん初めて車を売ることができた時もそうですが、お客様から直接「寳迫さんだから買ったよ」とか、「あなただから決めました」という言葉を言われた時です。
車は人生の中でも高額な買い物になるので、常にお客様自身の立場に立って、寄り添った対応を心がけていました。無理に「買ってください」と強要するのではなく、お客様の立場になって対応できたことが、最終的な信頼に繋がったのかなと思っています。
対面営業から離れた現在も、お客様と接する上でコミュニケーションを非常に大切にしています。インサイドセールスでは電話や追客が主ですが、お客さんによって話し方や話すトーン、スピードを変えることを意識しています。そして、常に笑顔で、接しやすいスタッフだと思ってもらえるよう心がけていることは、営業時代から変わっていません。
Q4. 営業からインサイドセールス、そしてSNS担当へとキャリアを移行された背景には、どのような理由やサポートがありましたか?

キャリアチェンジの最大のきっかけは、育児休業からの復帰です。
もともと対面の営業職は好きでしたが、営業職はやはり数字を追っていく厳しさがあり、保育園が土曜日や日曜日、祝日などが休みであるため、お客様が多く来店されるタイミングで数字を作るのが難しいと判断しました。先輩のママさん営業の方が、その難しさや大変さを感じているのを見て、「これはちょっと難しいかな」と思い、営業職を諦める前向きな決断をしました。
現在のインサイドセールスは、営業の経験と比べると対面での達成感は少ないですが、自分が電話や追客でお話したお客様が後日来店してくれたり、その結果車を決めてくれたと営業マンから聞くと、「来てくれたんだ、良かった」とやりがいに繋がっています。
会社は育休に対し非常に前向きです。妊娠した際に、私は皆に言うタイミングを逃して隠し続けていた時期がありましたが、その後は皆さん「おめでとう」と言ってくれて、サポートが手厚かったです。
当時は営業だったので車を動かす業務もありましたが、重たい荷物を持とうとすると「持たなくていいよ」と言ってくれたり、体調が悪ければ「休んでいいよ」と声をかけてくれるなど、安静を促してくれました。現在も、子供が熱を出した時などでも「無理しなくていいよ」と言ってもらえるため、ワークライフバランスを上手く両立できる非常に働きやすい環境だと感じています。
Q5. 未経験からスタートしたSNS発信業務の目的と、仕事と子育てを両立する工夫を教えてください。

ゼロからのスタートで苦労した点は、やはりカメラに慣れていないことでした。カメラに向かって話したり、リアクションを取ったりする自分の姿が恥ずかしかったです。しかし、どんどんやっていくうちに、慣れが一番大きいと感じ、上手く話したりリアクションを取ったりできるようになりました。最近では、お客様から「YouTubeに出てるよね」と声をかけられることもあり、視聴回数が伸びたり、コメントをもらえたりすることが、やりがいに繋がっています。
子育てと仕事の両立においては、完璧を求めることは難しいと理解しています。子供の時間も大切にしたいので、保育園に迎えに行った時点で仕事から家庭に完全に切り替えるようにしています。毎日少しの時間でも、仕事が終わった後や休みの日は、子供と遊ぶ時間を作ったり、絵本を読んであげたりする時間を作ることを意識しています。社内には時短社員やパートとして働いているママ社員も多く、チームや上司も「早く帰りなさい」と声をかけてくれるなど、サポート体制が整っているため、両立が実現できています。
Q6. 寳迫さんが「人」に魅力を感じ、長く働き続ける最大の理由と、今後の目標は何でしょうか?

私がサコダ車輌にずっといる最大の理由は、やはり「人」です。関わってくださる皆さんがすごく良い人で、働く人との人間関係が一番大切だと考えている私にとって、サコダ車輌は「めちゃめちゃいい」と感じています。
社内の雰囲気は、皆仲が良く、楽しそうに働いている人が多い印象です。上下関係は多少なりともありますが、きっちりしすぎた感じではないので、先輩にも話しやすいです。また、仕事以外の面でも、みんなの誕生日をお祝いしたり、特に産休に入る前には、プレゼントを用意して「出産頑張ってね」と言ってくださったことは、とても嬉しかったです。仕事で失敗したりクレームがあったりした時も、先輩がすぐに対応してくれたりアドバイスをくれたりするので、非常に心強いです。
今後の目標としては、インサイドセールスやSNS担当になってまだ一年ちょっとしか経っていないので、まずは今の仕事を追求して目標達成に貢献することです。そして、将来的には、今後入ってくる後輩の育成にも協力できるような人になりたいと思っています。
この会社は、車の知識がない人でも、しっかり目標を持って働ける環境が整っており、子育てしながら働くママでも、ワークライフバランスを上手く両立できる体制が整っているので、安心して飛び込んできてほしいです。






