【新卒営業マンの挑戦】「努力の過程」を価値に変える。寺田昂矢がサコダ車輌で目指す「共感と信頼」の営業道

サコダ車輌に入社したばかりの新卒社員、寺田昂矢さんに、その熱い想いを伺いました。関西のサッカー強豪大学で鍛えられた粘り強さを武器に、自動車販売という新たなフィールドで奮闘する寺田さん。なぜ数ある企業からサコダ車輌を選び、どのような目標を掲げて日々の業務に取り組んでいるのでしょうか。彼の挑戦の原点、乗り越えるべき壁、そして3年後の具体的なビジョンについて、深く掘り下げます。

Q1:数多くの企業がある中で、寺田さんが「サコダ車輌」を選ばれた決め手は何だったのでしょうか?

私は広島県出身ですが、大学は滋賀県(関西)にありました。就職活動を始めるにあたり、広島に戻って働きたいという思いがあり、主に広島の会社を探していました。大学の就職サポートを利用して、10社程度の説明会に参加したのですが、心から「ここで働きたい」と思える会社が見つからずにいました。

そこで、自分の就職活動の軸を改めて明確にすることにしました。それは、「成長できる環境」です。

私は小学校の終わり頃から大学までサッカーを続けており、成長することに大きな価値を見出していました。サコダ車輌の選考プロセスで知った、社内の等級制度(例:1、2、3A、3Bなど)が、サッカーや野球といったスポーツの評価と似ていると感じたんです。努力が可視化され、明確な目標に向かって登り詰めることを目指せる環境だと確信し、ここなら自分自身が成長できる場所だと考え、入社を決めました。

他の企業としては、一日中電話をする会社や、就活サポートをする会社、またスポーツメーカーの説明会なども受けましたが、最終的には、この「努力が報われる仕組み」が最大の決め手となりました。

Q2:関西のサッカー強豪大学での経験は、現在のサコダ車輌での仕事にどのように生きていますか?

大学時代は、Jリーグ選手を輩出しているような関西のサッカー強豪校に所属していました。チーム内での実力差により、カテゴリーがAからGまで細かく分かれていたのですが、私は最初、下のカテゴリー(GやF)からスタートしました。

年数が上がるにつれてD、Cとステップアップし、4年生の時には一度トップチーム(Aチーム)に上がりました。最終的にはBチームでサッカー人生を終えましたが、この経験から「目標に向かって登り詰めるために努力する」というマインドセットを強く培うことができました。

現在、営業として働き始めたばかりで、車の知識や営業力は入社時点では何一つ得ていませんでした。だからこそ、そうした力を獲得するために、毎朝早めに出社して勉強する努力は必ず必要だと考えています。

具体的な努力として、配属前に人事の方が開いてくださった週に2回(水曜日と土曜日)の車種勉強会にほぼ休むことなく参加しました。この勉強会では、同期3人と共に、特定の車種について何も見ずに詳しく発表するという課題に集中して取り組みました 。また、車の知識だけでなく、空き時間を見つけては先輩を誘い、保険獲得のためのロールプレイングも積極的に行っています 。これは、先輩が「早く営業デビューできるように」としっかりと指導してくださる環境があるからこそできることです 。

Q3:営業デビューを果たされ、初めて車を販売されたときのエピソードや、現在の仕事のやりがいについて教えてください。

私はもともと人見知りで、喋るのが苦手という自覚があります 。営業デビューした直後は、契約書類の説明や納車の説明といった基本的な接客でも、お客様と話す際に緊張して言葉がどもってしまうこともありました 。

今年の10月に海田店に異動し営業デビューを果たしましたが、その中で初めて商談し、1台の軽自動車を販売することができました。正直に言うと、そのお客様との接客では、自分自身に「売れる」という強い手応えはあまり感じられなかったのですが 、先輩方から「売れなくてもいいから、積極的に接客をしていけ」と言われていたので 、土日などお客様が多い時には、積極的に声をかけるようにしました 。その積極的な姿勢が、販売に繋がったと思っています 。

初めての販売の達成感はもちろんありますが、それ以上に、この仕事で最もやりがいを感じる点は、「お客様と密に接する機会が多いこと」です 。車のご納車や書類の説明の際に、お客様がフレンドリーに接してくれ、詳しく話ができることに喜びを感じています 。また、車種の詳細や装備など、お客様にとってメリットとなる情報を詳しくお伝えし、安心感と信頼関係を築けたと感じられた瞬間も、大きなやりがいにつながっています 。

Q4:現在、営業として直面している「壁」や「改善点」は何でしょうか?それをどのように乗り越えようと考えていますか?

今の自分にとって一番大きな壁は、やはりコミュニケーション能力です 。もし静かなお客様やあまり喋らないお客様と商談することになると、うまく話が進まず、商談が成功しないと感じています 。

また、店舗には軽自動車だけでなく普通車も多く展示されているのですが 、普通車についてまだ詳しく説明することができず、お客様が自分の知らない車に興味を持たれた際に、詳しい先輩営業に頼ってしまったり、その場から逃げてしまったりすることがあります 。

この壁を乗り越えるために、まず必要なのは、車の知識をいち早く覚えることです 。そして、どんどんお客様と接してコミュニケーションを取り、喋りを上手くしていくことに尽きると思っています 。

知識を深め、お客様にとってメリットとなる情報を適切に提供できるようになることで 、苦手なコミュニケーションも克服し、商談を成功に導く力をつけていきたいと考えています 。

Q5:寺田さんが目標とする先輩(ロールモデル)はいらっしゃいますか?また、その尊敬する点を教えてください。

今、私を指導してくださっている山地さんを目標とする先輩として意識しています 。山地さんはサコダ車輌の中でも販売台数が上位の方です 。

山地さんの最も尊敬できる点は、お客様との接し方が非常にうまく、まるで友達関係のような信頼関係を築いているところです 。お客様にとって、担当者が信頼できる友達のような存在になれば、今後車を乗り換える際にも「この担当者がいい」と指名してもらえるはずだと感じています 。

さらに、山地さんは車の知識がめちゃくちゃ詳しく 、様々な種類の車の販売に対応されていて知識の豊富さの重要性についていつも勉強させていただいています。

もちろん、目標を掲げると超えられないままになってしまうかもしれないという考えも持っているので 、常に「自分が一番だ」という意識を持って 、山地さんを超えられるよう販売していきたいと思っています 。他にも、朝一番早く出社し積極的な接客をしている先輩も尊敬しています 。

Q6:今後の具体的な目標について、1年後と3年後のビジョンを聞かせてください。

1年後の目標:責任と満足度の追求

最初の1年間は、車を売ることも大事ですが、それ以上に、お客様一人ひとりを責任を持って、納車までしっかりとフォローし、高い満足度を提供していくことが最も重要だと考えています 。

今後、たくさん販売する中で、お客様の名前などを絶対に忘れてはいけないと思っています 。自分が販売したお客様を一組一組に大切にし 、その後のフォローも含めて高い満足度を提供できる営業になるのが、最初の1年間の具体的な目標です 。

3年後の目標:後輩から尊敬される「お客様想いの先輩」へ

3年目になると、後輩が入ってきて指導する立場になると思います 。もちろん年間の販売台数で上位を目指すのは大前提ですが 、それ以上に、後輩たちから「この先輩の接し方いいよね」「お客さんを大事にしているよね」と、お客様に対する姿勢や人となりを尊敬される存在になりたいです 。

販売台数が増えていく中で、お客様への丁寧さや想いを常に大事にし続けていくこと 。そして、将来的には、就職活動の時から人事の方に伝えていた通り、皆から尊敬される営業のリーダーというポジションを目指したいです。

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