新卒営業が半年で販売100台達成!「陰の超努力家」宇田川登暉が語る「信頼」と「誠実」の軌跡

2024年新卒入社の営業一般職、宇田川登暉は、「陰の超努力家」 と称される努力を積み重ね、本格的な営業デビューから半年で販売台数100台を達成しました。大学時代のアルバイト経験から「頑張りが正当に評価される環境」 を求めて車業界に進んだ宇田川さん。今回は、彼がサコダ車輌を選んだ理由、100台達成の秘訣、未来への展望を深掘りします。

自動車販売の営業職を選んだ理由と、サコダ車輌に入社を決めた理由を教えてください。

大学時代にガソリンスタンドでアルバイトをしており、もともとは車にそこまで興味がなかったのですが、お客様にタイヤなどの商品を提案し、喜んでもらえる仕事を通じて、人と接する車関係の仕事が良いと感じるようになりました。

また、仕事をするなら人として成長したいという気持ちが強くありました。アルバイト時代、頑張って販売しても給与や評価が変わらないことに疑問を感じたため、将来長く働くなら「頑張ったら頑張った分は評価してくださる環境」、「社員Aとして見るんじゃなくて、宇田川個人としてしっかり見てくれるような働き方」 がしたいと考えていました。

車業界を見る中でサコダ車輌に出会いましたが、入社の一番の決め手は「人」「この環境だったら頑張れる」 と思ったからです。新卒には必ず一人のメンターがついてくれて、常に一緒にいてくださる体制を聞いて、不安症の僕でもチャレンジできると感じました。

本格的な営業デビューまでに、どのような準備や努力をしましたか?

まずは、商品知識を徹底的に身につけました。営業が始まってから勉強するのではなく、始まる前から自分なりに車種の違いや値段などをインプットしました。 知識があるだけでは売れないので、先輩社員を捕まえて、売り方のロープレを何度もさせてもらいました

教わったことは必ず夜に復習し、自分に落とし込んでから寝る、というのを意識しています。また、わからないことはすべて聞き、受け身ではなく積極性を持って学びに行く姿勢を大切にしています。

先輩たちは自分よりも忙しいのにも関わらず、手を止めて話を聞いてくれてあたたかい職場だと感じました。

半年で販売100台を達成できた秘訣は何だと思いますか?

まず、明確に目標を立てたことです。目標を立てた当初は先輩方から「現実的ではない」と言われましたが、自分は絶対にやると決意しました。

目標を達成できたのは、一つひとつの積み重ねを大切にして行動し続けた結果だと思います。 来店が少ない時期でも、自分にできることを探し、周囲との関わりを通じてチャンスを広げていきました

日々の小さな取り組みの積み重ねが、最終的に大きな成果へとつながったと感じています。 もちろん、困ったときに相談に乗ってくださった先輩方のサポート がなければ達成できませんでした。

営業という仕事で、特に「やっていてよかった」と思う瞬間はいつですか?

やはり、納車の時にめちゃくちゃ喜んでくださる瞬間です 。僕らは販売した時が一番嬉しいですが、お客様は販売した後に不安になるものです。

一番気持ちが上がるのは納車の時だと教わってきたので、いかに納車を失敗せずに喜んで帰っていただけるかを徹底しています。

その際、「ありがとうございました」「またお願いします」と言っていただけると、改めて頑張ろうと思える、モチベーションが上がる瞬間ですね。

特に印象に残っているお客様のエピソードを教えてください。

初めて普通車を販売した時のことです。他社もたくさん回られていたお客様でしたが、私が接客を担当し、試乗やオプションの吟味を重ね、なんとか一台買っていただきました。 ただ、トランプ関税などの影響で納期が半年近く遅れてしまったんです。

ネガティブな情報だったので伝えるのは勇気がいりましたが、私はしつこいぐらい定期的に連絡を入れ、こまめに状況を管理しました。

先日、無事に納車ができた際、ご夫婦から直接「宇田川さんから買ってよかったし、宇田川さんにしっかり対応してもらったからここまで待てました」 と言っていただけたんです。管理は大変でしたが、最後にそういった言葉をいただけたことが、本当に嬉しかったです。

お客様に車を提案する際に、大切にしていることは何ですか?

お客様の生活に寄り添って提案をしていくという軸をぶらさないことです。お客様それぞれ、車の使い方やニーズが全く異なってくるので、一方的に伝えるのではなく、一人ひとりに合った提案を意識しています。

また、販売したいという気持ちが強すぎると、提案が「自分にベクトルが向いた」ものになってしまいがちです。そうではなく、お客様のニーズに的確に合った商品提案ができるかを常に意識し、大切にしています。

中途採用入社の方の教育も担当されていますが、後輩指導を通じて自分自身が学んだことはありますか?

9月から中途採用の方の教育に携わることになりました。店長から、私が目標達成したこと や、丁寧な対応を評価していただき、ペア接客の形で業務全般と知識系を伝えています。 指導を通じて学んだのは、「伝えたつもり」と「伝わっていること」の相違です。

自分は理解してもらえたと思っていても、実際は伝わっていなかったり、理解できていなかったりという状態がやっぱりあります。自分の伝え方の質がまだまだ乏しいと日々感じており、いかに分かりやすく工夫して伝えるかを試行錯誤しながらやっているところです。

「陰の超努力家」と言われるご自身の強みと、会社を一言で表すと?

強みは、丁寧で誠実であることをモットーに仕事に取り組んでいることです 。どれだけ忙しくても大変でも、お客様や教育の面で厳かや適当にならないように、丁寧に誠実に対応することを意識しています。店長にも「お前はそれがあるから教育も任せる」 と言っていただきました。 この会社(サコダ車輌)を一言で表すと、「人がいい」 です。

本当に部署問わず、皆さんが経験に基づいて的確に教えてくださり、忙しくても手を止めて教えてくれます。また、「スキルマップ」があり、いつまでに何をできるようになるか明確になっているため、成長意欲のある人には非常に合った環境だと思います。

今後営業として挑戦したいことや、どんな仲間と働きたいですか?

漠然としていますが、将来は実績を積み、チームリーダー的な立場で働きたいと思っています。自分の実績だけでなく、チームの評価やメンバーの成長にも貢献できるようになりたいです。

一緒に働きたい仲間は、真面目で熱意とやる気のある人です 。特に、一生懸命成長欲のあるメンバー  と一緒に働ければ、自分ももっと成長できると感じています 。若年時だからこそできる熱意を持った接客  を、共に行える人がいいですね。

営業職を目指す人へ伝えたい心構えやアドバイスをお願いします。

難しいことは言えませんが、やはり誠実に、丁寧に  取り組むことが大切だと思います。いきなり商品を売れるわけではなく、まず「信頼」という土台をコツコツと作り上げる必要があります。

信頼は買えないので、どうやって勝ち取るかというと、目の前の仕事をいかに丁寧にコツコツしっかりやっていけるか、その積み重ねにかかっていると思っています。営業職に限らず、そういった基本を厳かにしないことが、自分自身の成長にもつながるのではないでしょうか 。