「人のために」働くやりがいを実感。変化に富んだキャリアを歩む加美由季の挑戦

「車屋」という、高額な商材をお客様とともに扱う仕事に魅力を感じてサコダ車輌へ入社した加美さん。フロント業務からコールセンター、保険部、営業部まで、多彩な部署を経験してきました。現在はコールセンターの立ち上げメンバーとして新しい挑戦に取り組む日々。変化に富んだキャリアのなかで彼女が見つけた“仕事のやりがい”と“サコダ車輌で働く魅力”に迫ります。

Q1-1: 就職活動のとき、どんな業界を志望していましたか?

私が就職活動をしていたときに最初に考えていたのは、「不動産屋か車屋に行きたい」ということでした。

どちらも扱う商材が高額で、人生に何度もない大きな買い物ですし、数百万から数千万といったお金を自分で動かすことができる。その責任の大きさにワクワクしましたし、「自分も社会人としてこれくらい大きな仕事をしてみたい」という気持ちが強かったんです。

正直、他の業界も少しは見ましたが、自分の性格的に「人と接して大きな決断をサポートする仕事」が向いていると思い、自然とこの二つの業界に絞っていました。

Q1-2: サコダ車輌を選んだ理由は何だったのでしょうか?

サコダ車輌を選んだ理由は、すごくシンプルなんです。

まずは家から近かったこと。毎日の通勤を考えたときに、やっぱり距離って大事じゃないですか(笑)。それに、サコダ車輌は地元でCMもよく見ていましたし、名前も知っていました。安定していて、しっかり成長している会社なんだろうなという安心感がありました。

さらに大きかったのは、説明会や面接で出会った社員の雰囲気ですね。皆さんとても明るくて元気で、話していて楽しいし、ハキハキしていて「ここで働いたら自分も頑張れそうだな」と感じました。社長の熱意や会社の勢いも魅力的でしたが、一言で言うと「雰囲気が自分に合っている」と思ったことが、入社を決めた最大の理由です。

Q1-3: 入社前と入社後でギャップはありましたか?

入社してすぐに感じたのは、「社会人ってこんなに覚えることがあるのか!」という驚きでした。学生の頃は社会人の大変さをそこまで想像できていなかったので、最初の数ヶ月は本当に必死でしたね。特に車の知識に関しては、想像以上に奥が深くて、ただ「人と話すのが好き」だけでは通用しないという現実を痛感しました。

もちろん、仲間と一緒に学びながら成長できる楽しさもありましたが、「思っていたよりずっと大変」というのが正直なギャップでした。ただ、その分やりがいも大きく、努力した分だけ自分の力になっていることを実感できました。

Q2-1: 入社してからこれまで、どんなキャリアを歩んできましたか?

私は最初にフロント業務に配属されました。

お客様の受付や案内、ちょっとした整備の知識も必要で、いきなり大変でしたが学びも大きかったです。その後、コールセンター(CRM)に異動し、さらに保険部、営業部と経験を積んできました。そして現在は再びコールセンターで働いています。

入社前は「きっと営業に配属されるだろう」と思っていましたが、研修中の取り組み方などを見てもらい、最初はフロントを任されたんです。実はそのキャリアの順番が、今ではサコダ車輌のスタンダードな育成ルートのひとつになっているそうです。いろいろな部署を経験できたことで、会社の全体像を立体的に理解でき、自分の幅も広がったと思っています。

Q2-2: 現在はどんな仕事を担当されていますか?

現在は、昨年5月に立ち上がったコールセンターで勤務しています。具体的には、車検や点検の案内リストを管理したり、パート社員の教育を担当したりしています。コールセンターはお客様と最初につながる場所なので、私たちの対応ひとつでお客様の印象が決まることも多い。だからこそ責任は大きいですが、その分やりがいもとても大きいです。立ち上げから関わっているので、「ゼロから組織をつくっていく」という貴重な経験ができていることも嬉しいですね。

Q3-1: 今の仕事にやりがいを感じるのはどんな時ですか?

お客様から直接「説明がとても分かりやすかったです」「安心しました」と言っていただけたときは、本当に嬉しいです。電話越しでもお客様の気持ちは伝わってきますし、「自分がこのお客様をサポートできてよかった」と心から思える瞬間なんです。また、チームで追っている目標を達成できたときの達成感も格別です。車検の予約率やリピート率といった数字をクリアしたときは、みんなで喜び合って「達成会」を開いたり、チームの絆がより強くなるのを感じます。そういう瞬間に「この仕事をやっていてよかった」と思いますね。

Q3-2: 教育する立場として、心がけていることはありますか?

教育をする上で一番大事にしているのは「伝え方」です。実は昔、上司から「あなたはストレートに言いすぎる」と指摘されたことがあったんです(笑)。それ以来、できるだけ相手が受け取りやすいようにオブラートに包んで話すことを意識するようになりました。また、教える立場になってから気づいたのは、「自分がきちんと理解していなければ、相手に正しく伝えられない」ということ。だからこそ教育を通じて、自分自身もさらに勉強し、知識を深めるようになりました。結果的に、自分の成長にもつながっていると思います。

Q3-3: 教育の中で嬉しかったエピソードはありますか?

とても印象に残っているのは、パートさんから「話しやすいから相談しやすいです」「困ったときに声をかけやすいのがありがたいです」と言ってもらえたことです。自分が意識して努力してきた部分を、相手がちゃんと受け取ってくれているんだと感じられて、本当に嬉しかったですね。もちろん、忙しいときには余裕がなくなって、つい言葉がきつくなってしまったこともあります。そういうときは後で反省して、「もっと余裕を持って相手に寄り添いたい」と思うようになりました。教育は相手を育てるだけでなく、自分自身の人間性も磨かれていくんだと感じています。

Q4-1: サコダ車輌の社風を一言で表すと?

私の中では「体育会系」という言葉が一番しっくりきます。もちろんただ厳しいという意味ではなくて、みんなが明るくて前向きで、目標に向かって一緒に頑張る雰囲気があるんです。先輩もとても面倒見がよく、困っていたらすぐに助けてくれるし、若手が挑戦しやすい環境が整っていると思います。そういう空気感があるから、入社したばかりの頃から「自分もここで頑張ろう」と自然に思えました。

Q4-2: 今後、チームとしてどんな目標を掲げていますか?

コールセンターのパートさんたちは、実は他の会社と比べてもかなり高いレベルが求められています。だからこそ、一人ひとりができることを増やしていき、少しずつでも成長していく姿を見ることが私にとって一番の喜びです。そして最終的には「強いチーム」をつくっていくことが目標です。強いチームというのは、ただ成果を出すだけではなく、お互いを支え合い、誰かが困っていたら自然に助け合えるようなチーム。その姿を実現するために、これからも力を尽くしていきたいと思っています。

Q5-1: サコダ車輌で働く魅力はどんなところにありますか?

サコダ車輌の一番の魅力は「人」だと思います。単に仲が良いというだけではなく、目標に向かってお互いに刺激を与え合える仲間が多いんです。プライベートでも一緒に遊びに行くほど関係が深くて、「仕事仲間」以上の存在になっている人もたくさんいます。だからこそ、ちょっと辛いことがあっても「みんなと一緒だから頑張ろう」と思える。そんな仲間と働ける環境は、とても貴重だと思います。

Q5-2: 最後に、サコダ車輌を一言で表すと?

私にとってサコダ車輌を一言で表すなら、「自分だけでなく、誰かのために頑張れる会社」です。ここに入る前は「自分が成長したい」「自分が活躍したい」という気持ちが強かったですが、働くうちに「仲間のために」「お客様のために」頑張ることが、最終的には自分のためになるんだと気づきました。そういう考え方に自然と変わっていけたのは、この会社の環境があったからこそだと思います。他のどの会社にも負けない強みだと、自信を持って言えます。