『人の良さ』と『向上心』に導かれて。新卒入社/新人賞受賞 佐々木 里鶴が語る、お客様に『寄り添う』営業の軌跡
今回ご紹介するのは、新卒で入社し、現在は営業職として活躍されている佐々木 里鶴さんです。完璧主義な一面と高い向上心を持ち、お客様のために努力を惜しまない佐々木さんが、どのように現在の会社を選び、キャリアを築いてきたのか、その素顔に迫ります。
Q: 新卒でこの会社を選んだのは、どのような思いからでしたか?

学生時代から、就職活動では「どんな人と働くか」を非常に重視していました。
働く上で、仕事内容ももちろん大切ですが、一緒に働く人がモチベーションに大きく繋がると考えていたからです。この会社では、面接などでたくさんの方と話す機会があり、皆さんとても優しく、親身に寄り添って話を聞いてくださいました。このような方々と一緒に目標を目指して頑張りたい、そう強く感じたのが一つ目の理由です。
二つ目の理由は、「上を目指して頑張りたい」という自身の向上心を満たせる環境だと感じたからです。大学時代はラクロス部に所属し、中国大会出場を目指して努力していました。部活内には「優勝を目指したい人」もいれば、「楽しくやりたい人」もいて、目標が一致しないことにモヤモヤを感じることもありました。
しかし、その中で「色々な考えの人がいる中で、お互いの意見をすり合わせることの大切さ」を学べたのは良い経験でした。社会人になっても、目標を追いかけて成長したいという思いが強く、この会社では全国販売台数で上位に入るような先輩方がいると知り、そのような環境であれば自分もモチベーションを高く保ちながら成長できると確信しました。
Q: 入社前に抱いていたイメージと、実際のギャップはありましたか?

入社前は、営業職には「ノルマがある」とよく聞いていたので、実際どうなのだろうという漠然とした不安がありました。しかし、入社してみると、会社から強制されるノルマは特にありませんでした。
その代わり、自分で設定できる目標があり、その達成度や成果が評価に直結します。台数や件数によって評価が変わるため、数字を意識しながらも、自分のペースややり方で取り組めるのが魅力です。無理に追い込まれることなく、でも成長のための適度な緊張感はある。そんな環境だからこそ、仲間も皆、前向きに目標に向かって努力しています。
Q: 保険部から営業職にキャリアチェンジされたとのことですが、そのきっかけは何でしたか?

一番の理由は「様々なことを経験したい」という思いが強かったからです。
保険部での仕事は非常に勉強になり、保険自体も好きで学び続けたいと思っていました。しかし、ある程度経験を積むと、取れる件数が決まってきたり、業務が固定化されてきたりすることがありました。
ただ、ずっと同じことを続けるのではなく、苦手かもしれないけれど、やったことのないことに挑戦することで、自分の幅を広げたいと考えました。営業職は、お客様からのクレームなど大変なことも多いだろうと思いましたが、そうした経験も今後の自分の成長に繋がると考え、挑戦を決意しました。
Q: 異動に際して、不安や迷いはありましたか?

しかし、面談の機会が定期的にあり、その際に自分の気持ちを話すことができました。当時の上司が、私の意見を真摯に受け止め、話を聞いてくださり、最終的には背中を押してくれたので、安心して挑戦することができました。直接の上司だけでなく、人事の方にも話す機会がありました。
Q: 保険部での経験は、現在の営業活動にどのように活きていますか?

一番活きているのは、「常にお客様のためを思う」という共通の意識です。保険部にいた頃も、最初は当然お客様のために動いていましたが、件数が増えたり仕事に慣れたりすると、意識が件数や自分の評価に向いてしまう時期がありました。
そのことに自分で気づき、「これではダメだ」と反省しました。それ以来、お客様のために尽くすという気持ちを忘れないようにと強く意識するようになり、それは現在の営業職でも常に心がけていることです。自分たちの利益ももちろん大切ですが、何よりもお客様に喜んでいただくことが、私にとって最大のやりがいに繋がっています。
Q: 保険付保率年間90%達成という素晴らしい数字を記録されたとのことですが、その裏にある取り組みや工夫を教えてください。

保険部に入った当初は、保険の獲得がなかなかできず、話すことも得意ではなかったため、正直苦手意識がありました。
そんな中でも、目標達成のために、自分で学びを深めたり、先輩方に積極的に「教えてください」と声をかけたりしました。特に、多くの先輩が時間を割いてロールプレイングに付き合ってくれたことは大きな支えでした。
当時の部署は、先輩に気軽に質問できる雰囲気があり、仲間同士でアイデアや知識を共有しながら、互いに高め合う文化が根付いていました。そうした環境があったからこそ、自分の苦手意識も少しずつ克服でき、着実に成果につなげることができたと感じています。
Q: 社内表彰で新人賞を受賞された時のエピソードや心境はいかがでしたか?

同期も皆すごく努力していましたし、成績の良い人も多く、「自分よりふさわしい人がいるのでは」と感じる瞬間もありました。それでも、日々の仕事で教えてもらったことを一つひとつ実践し、少しでも上司や先輩に恩返しができるようにという思いで取り組んできました。
受賞後、その上司が本当に心から喜んでくれている姿を見たとき、「ああ、頑張ってよかった」と胸が熱くなりました。周囲が支えてくれたからこそ掴めた賞であり、その喜びを共有できたことが、私にとって何より嬉しかったです。
Q: 営業職として、お客様対応で特に大切にしていることは何ですか?

やはり、私が最も大切にしているのは「お客様のために動くこと」です。お客様が本当に求めていることや、今何に困っているのかを丁寧に汲み取り、その上で「どうすればこの方にとって最も良い結果になるのか」を常に考えながら行動しています。ただ商品やサービスを提供するだけではなく、後から「お願いして良かった」と心から思っていただけるように、一つひとつの対応に心を込めています。
Q: これまでで、お客様から感謝され、特に「お客様のためにできた」と感じたエピソードはありますか?

営業職として、お客様の話をじっくり聞くことを常に意識しています。以前話した内容をメモしておき、車の納車時などにその話題を出すようにしています。そうすることで、お客様が「自分のことを覚えてくれている」「大切にしてくれている」と感じてくださるように努めています。
ある時、そのような丁寧な接客を心がけていたお客様が、後日 手作りのケーキ をくださったことがありました。また、「今後もよろしくね」と温かい言葉をかけていただくこともあり、営業になってまだ日は浅いですが、そのような経験を通じて、お客様に喜んでいただけたことを実感し、私自身もとても嬉しく感じています。
Q: 営業デビュー当時や、これまで特に苦労したことは何ですか?

一番大変だったのは、保険部に配属された直後や、営業職にキャリアチェンジして間もない頃です。毎日学びを重ね、練習を繰り返しても、なかなか思うような成果につながらない時期がありました。
同期が次々と成果を出して喜んでいる姿を見ながら、自分は少し遅れていると感じ、「自分に合っていないのでは…」と不安になることもありました。
現在の営業職では、保険部の頃よりも商品知識や納期など、お客様にその場でご決断いただくためのご提案をする場面が多くなりました。もちろん、お客様にとって必要なご提案ではあるのですが、より踏み込んだお話をする必要がある分、今でも悩むことはあります。それでも、お客様のためになると信じて、丁寧な説明を心がけています。
Q: 苦労した経験の中で、チームや先輩から支えられたと感じたエピソードはありますか?

保険部にいた頃は、特に上司や周りの保険部の皆さんがとても優しく支えてくださいました。しんどくて悩んでいる時には、会社に遅くまで残って話を聞いてくれたり、保険が取れた時には、直属の上司ではない先輩がアイスを買ってくれたりしました。良い時も辛い時も、常に話を聞いてくれる環境があったことが、私にとって大きな支えでした。保険部は人数が少ない部署だったので、上司の方々と密に連携し、支え合っていました。
Q: この会社で「自分らしく働けている」と感じる瞬間はどんなときですか?

もともと人見知りなので入社当初は不安もありましたが、部署が変わっても、仕事の合間に先輩や同僚と気軽に雑談できる機会が多くあります。そうした何気ない会話を通じて、徐々に自分のことを知ってもらえたり、相手の人柄を知ることができたりして、堅苦しさがなく、自然体でいられる環境です。
Q: 仕事をする上で譲れない価値観や軸は何ですか?

Q: 営業として今後チャレンジしたいことは何ですか?また、将来、どのような姿を目指していますか?

営業として、まずはまだ始めたばかりなので、人並みに業務をこなせるようになることが目下の目標です。長期的な視点では、営業だけでなく、将来的には様々な部署も見てみたいと考えています。
また、これまで先輩方に教えてもらうばかりだったので、今後は後輩の育成にも携わり、自分がしてもらったことを返していけるようになりたいです。マネジメントもできるようになりたいと考えています。
将来的には、様々な視点から物事を考えられる人になりたいと思っています。それができるようになれば、多様な人たちの気持ちを理解し、自分の考えを押し付けるのではなく、後輩や先輩、色々な人の意見を聞きながら、うまく仕事を進めていけるはずだと考えています。
Q: どのような人がこの会社に合うと思いますか?

この会社に合うのは、目標を持って頑張りたい と思える人、そしてやったことがないことでも挑戦してみたいと思える人だと思います。私たちの会社は、車が好きで入社する人が少ないと感じているので、必ずしも車が好きである必要はありません。営業、事務、整備など、未経験の分野でも「やってみたい」という意欲がある人なら、この会社で活躍できるはずです。
Q: 佐々木さんにとって、この会社を一言で表すと何ですか?

一言で表すなら、「楽しい会社」です。社員同士の距離が近く、 雑談も活発に行われています。社員旅行のようなイベントも開催されたり、雰囲気自体が明るく、みんな楽しそうに働いているので、本当に楽しい会社だと思います。そして、楽しいだけでなく、やりがいも感じられる会社 です。