挑戦と変化の先にある「働きがい」ー空啓三がサコダ車輌で切り拓く鈑金・塗装の未来
10年間勤めた会社を離れ、新たな挑戦の道を選んだ空啓三さん。安定を手放すことに周囲から反対の声もありましたが、「挑戦したい」という強い想いを胸に、サコダ車輌の鈑金・塗装部門の立ち上げに参画しました。挑戦と変化の先に彼が見出した“働きがい”に迫ります。
Q: 前職での仕事内容と、転職を考えるきっかけは何ですか?

私が車業界に入ったのは、単純に車が好きだったからです。10代の頃から街で見かけるかっこいい車や改造車に憧れ、自分も触れたい、いじりたいと思っていました。映画『ワイルドスピード』で主人公が自分の車を塗装するシーンを見て、「これだ!」と直感。鈑金・塗装の道に進むことを決めました。
前職では、鈑金・塗装に関わる仕事を約10年間担当していました。特に塗装業務を中心に経験を積んできましたが、同じ環境で繰り返し働く中で、「このままで本当に良いのか」という漠然とした物足りなさを感じ始めました。そんな時、サコダ車輌の求人情報で、鈑金・塗装部門の新規立ち上げの話を目にしたんです。自分の技術を活かしつつ、ゼロから組織を作り上げるという挑戦に心が惹かれ、転職を決意しました。
Q: 長く勤めた職場を離れることに不安や反対はありましたか?

正直に言えば、周囲からの反対は少なくありませんでした。「安定している今の職場にいた方がいい」「うまくいくわけがない」といった現実的な意見も多く耳にしました。だって、10年もいたのだから、反対して当たり前ですよね。笑
しかし、私の胸の中には常に「新しいことに挑戦したい」という強い思いがありました。その気持ちを最優先にすることを決意し、迷いながらも自分自身の意思で進む道を選びました。振り返ると、この経験は単なる転職の決断にとどまらず、自分の人生を主体的に切り拓く重要性を実感する、大きな学びの時間でもありました。
Q: 前職の職場環境について教えてください

前職では、社員同士のライバル意識が非常に強く、陰口や足の引っ張り合いが日常的に見られる職場でした。どんなに努力して改善策を提案しても、「自己アピールのためだけ」と誤解されることがあり、評価も競争色が強く、心から安心して働ける環境とは言えませんでした。その点、サコダ車輌に入社してからは、職場の雰囲気が一変。お互いを尊重し合い、助け合う文化が根付いており、まるで天国のように働きやすい環境だと感じています。
Q: 数ある会社の中からサコダ車輌を選んだ理由は?入社後の印象は?

求人情報や会社のホームページで目にした「成長」「若手活躍」「現場重視」といったキーワードが、サコダ車輌を選ぶ大きな決め手となりました。
実際に入社してみると、その期待を遥かに上回る環境が待っていました。社員全員が非常に前向きで、互いを尊重し合う文化が根付いており、ギスギスした雰囲気は一切ありません。評価制度も整備されているため、誰もが目標に向かって集中して働くことができます。また、年功序列の偏りもなく、若手社員も自由に意見を発信できるフラットで開かれた社風も大きな魅力です。
Q: 鈑金・塗装部門の立ち上げメンバーとしての思いや決意は?

塗装に自信があったこともあり、その力を最大限に発揮して部門を成功させたいという思いで取り組みました。サコダ車輌は設備も充実しており、「ゼロから成功させる」という明確な目標があったことが大きな後押しでした。挑戦しがいのある環境だからこそ、迷いなく踏み出せましたね。
立ち上げ当初は、前職とのやり方の違いやメンバー間の連携不足、確立されていない仕組みによる効率の悪さに苦労しました。技術があるメンバーが揃っていても、噛み合わなければ成果は出ないと痛感しました。一方、やりがいを強く感じたのは、立ち上げ初月は売上が目標の半分以下だった状況から、チームで改善策を出し合い、目標まであと一歩まで持ち込めた瞬間です。あの経験は、挑戦の価値とチーム力の大切さを実感した出来事でした。
今のチームの雰囲気は明るく、年齢や経験に関係なく、皆が意見を出し合える環境です。50代のベテランも若手も、お互いに尊重しながら協力しています。日々3回の工程会議で進捗や課題を共有し、昼休憩も和気あいあいと会話を楽しむなど、コミュニケーションが活発で、働きやすい職場です。
Q: 鈑金・塗装の仕事でやりがいを感じる瞬間は?

現在、私たちは全国的にもまだ浸透していない水性塗料を使用しています。その水性塗料で、従来の溶剤系塗料と同じクオリティで仕上げられた瞬間には、心から「挑戦してよかった」と感じます。また、フロントから届く「新品みたいになった」「元通りになって喜んでもらえた」といったお客様の反応を聞くたびに、大きなやりがいを実感します。
今後はお客様と直接お会いして車をお渡しする機会も増える予定で、そうした場面ではさらに、喜びを直に感じられることを楽しみにしています。
Q: サコダ車輌で働いて感じる魅力は?

Q: 今後の目標と未経験者へのメッセージは?

チームとしての最優先課題は、まず売上目標の達成です。その上で、若手社員の育成にも力を入れており、将来的には誰もが鈑金・塗装の全工程をこなせるマルチスキルなチームを作り上げたいと考えています。技術の習得には時間がかかると言われますが、やる気さえあれば未経験からでも着実に成長できます。大切なのは、「車をきれいにしたい」という純粋な気持ちです。その思いがあれば、技術は自然と身についていきます。
サコダ車輌は、挑戦する社員を温かく迎え入れ、サポートしてくれる環境が整っています。だからこそ、迷わず飛び込んでほしいと思います。安心して挑戦できるからこそ、成長とやりがいを存分に感じられる職場です。